アラサー女が人生について考えるブログ

アラサー女アオイケの、これまでと今とこれから

仕事がつらいと心底思ったらどうしたらいいか考える

アオイケです。

 

今日会社で、一気に3人分の退職情報を耳にした。先週の金曜日に最終出勤を終えて有休消化に入っている方が1人みえるので、この1〜2ヶ月の間ですでに4人の退職が確定している。弊社ではあの人辞めるってよ、辞めたってよ、というのはよく聞く話なのだが、流石に一気に3人分というのはなかなかに衝撃的だった。

 

一人は、より良い条件の大企業への転職が決まっているらしい。もう一人は、まだ次の進路は決まっていないが、一旦実家に戻ってゆっくり考えるという。そしてもう一人は、鬱病によるドロップアウトだった。

 

心と身体の健康は何よりも大切

私は、たかだか仕事の為に心と身体の健康を犠牲にするなんて馬鹿げている、と常々思っている。もちろん、仕事への姿勢というのは人それぞれ違うだろうし、状況に応じては何かを犠牲にしてでもやるべきことがあるかもしれない。だけど、お金も地位も名誉も目標も、全て健康な心と身体があってこそ意味がある。この記事では、たかだか仕事の所為で大切なものを犠牲にしない為に、どうすべきかを今一度考えてみたいと思う。明日は我が身だ。

 

辛い悩みの迷路から抜け出すには

「仕事だるいなぁ…仕事辛いなぁ…仕事行きたく無いなぁ…仕事辞めたいなぁ…」

こう漠然と日々考えている人は、沢山居ると思う。現に私も、つい最近まで思っていた。それと同時に「だけど、辞めてどうするんだ?次の仕事は?何かやりたいことはあるのか?これは逃げじゃ無いのか?」とも思っていた。辞めたいという感情と、それを良しとしない感情がせめぎ合って、出口のない迷路に迷い込んでしまった状態である。

人間、こういう「結論の出せない悩み」を抱えた状態というのが、一番辛い。

只でさえ現状に不満があって辛いのに、更にそれを解決する術がない。その不満の度合いが軽く、耐えられるうちはまだ良いのだ。もしかしたら事態が好転するかもしれないし、取り敢えず様子見という選択もある。だけど往々にして不満というのは、一度認識してしまうと加速度的に膨らんで行くように思う。パンパンに膨れ上がった不満を抱えながら、なお迷路を彷徨い続けると、そのストレスが身体に不調となって現れ、最悪鬱や自殺といった辛い結末を引き起こす。

 

これを避ける為には、もちろん不満要素全てが取り除かれれば一番良いのだが、そう簡単に外的なものは変わらない。であれば、一番手っ取り早いのは「自分を変える」ことだ。

この「自分を変える」というのは、いきなりスーパーサラリーマンになって仕事バリバリ出来るようになるとか、起業してIT社長になるとか、そういうすぐの実現が難しそうなことではない。

自分の「思考回路」を変えることこそが、悩みの迷路から抜け出して楽になる一番の近道だと私は常々自分に言い聞かせている。

 

では、「思考回路を変える」とは、具体的にどういうことなのか。

 

理想の自分になると決意する

大抵の人は現状を変えることを苦手とする。

仕事に不満タラタラ、「本当はこんな仕事辞めてこうなりたい!」「本当は〇〇部に異動してこんなことがしたい!」と思っていても、「でもどうせ自分には無理だし…大変そうだし…」と自分に自信がなかったり、「こう思うのは、今の仕事からの逃げじゃないか?みんな頑張ってるんだから…」と自分を責めてみたりして、本気で理想の自分や環境を目指せる人間は少ないように思う。

 

だけど、そこで「どうせ無理」と諦めていては、現状は良くて変わらないか、どんどん悪くなっていくかのどちらかである。この「諦めの思考回路」は、変えねばならない。

 

その為には、辛いと思った時こそ、

①本当はどうありたいのか

②どうすればそうなれるのか

をとことん本気出して考え、

③そうなると決意する!

以上の3ステップが、とても大切なのだ。

 

決意さえしてしまえば、辛さの原因の8割は解消されると思って良い。その時点で出口のない悩みの迷路から抜け出すことができるからだ。あとは、目指す理想像に向かって走るのみ。たとえ自分を取り巻く辛い環境は変わっていなくとも、そこから抜け出す算段を持っていれば、心の負担は大きく軽減されるだろう。

 

現に私も、「絶対に近い将来ライターとして生きていく!」と決心しブログを始めたからこそ、今の仕事にもある程度心の余裕を持って取り組むことが出来ている。いつまでもこの環境に身を置くこともないと思うだけで、本当に心がラクになった。

 

思考をコントロールすることの難しさ

上記では思考コントロールの大切さについて述べた。のだが、これが簡単に出来れば日本人の過労死件数はこんなに多くないだろう。

劣悪な労働環境に身を置き続けると、徐々に正常な思考を失ってしまい、思考のコントロールどころの話ではなくなってしまうのだ。

こうなる前の早い段階で、劣悪な労働環境から抜け出す為の思考にチェンジ出来れば良いのだが…。こればかりは、当人がそれに気付けるか次第になってしまうのが辛いところだ。

 

さいごに

私は諦めと見切りが早い方なので、あまり悩まないタイプだ。それでも、本文中で少し触れたが、昨年末あまりに仕事が辛すぎて鬱の一歩手前のような状況になってしまった。そこから抜け出すために行った思考をまとめたものが今回の記事である。

仕事が辛くて悩んでる方に、私の経験が少しでも役に立てば嬉しいです。

 

以上。