アラサー女が人生について考えるブログ

アラサー女アオイケの、これまでと今とこれから

仕事とスキルと人間関係について考える

アオイケです。

 

仕事をしていると、本当に様々な人に出会います。私は今内勤ですが、一年前まで営業をやっていたので、その出会い幅は本当に広かった。出会ってすぐ好感が持て、まるで昔からの友人であったかの様なノリで接することが出来る人。そんな人が居たかと思えば、何回会っても何回話しても「なんだこいつ?狂ってんのか?」ってくらい解り合えない人も居る。とは言え営業として接する場合、相手は社外の人間であることが殆どだし、相手も人と接して仕事を遂行していくことに慣れている人がほとんどなので、まあ世の中色んな人が居るよね程度で何とかなってきました。

 

ところが、これが内勤となると話は違います。仕事で出会える人数もガクッと減るし、常に固定のメンバーと仕事をします。(とは言え弊社は非常に人の入れ替わりが激しいので、数ヶ月に一回のペースで新しいメンバーが加わりますが…)また、仕事を共にするメンバーも、正社員だけでなく派遣さん、パートさんと多岐に渡ります。言い方が悪いかもしれませんが、派遣やパートで事務で入社される方は、めちゃくちゃスキルがあって頼りになる方から、「ちょっとびっくりするほど社会性無いのでは…」という方まで、本当に幅が広いです。

 

「仕事をするメンバーが固定的」であり、営業の様に「コミュニケーションがある程度取れる前提で入社していない」メンバーと仕事をしていく環境というのは、思った以上に人間関係が難しい。私はヒラ社員ですが、これでも管理者として派遣さんやパートさんを率いて仕事を遂行していく責務があります。というか、そういう想いを持って仕事に取り組まなければ、事務として正社員に居る意味が無いと思っています。ただ作業的に仕事をこなすだけなら、それこそ派遣さんやパートさんで良い訳で。正社員としてそれなりの待遇、賃金を頂いているのであれば、それなりの責任があって然るべきだと。これは私なりの仕事に対するプライドなのかもしれません。

 

話が逸れました。

 

本題は、「本当に様々な人がいて、仕事が出来る人出来ない人居るけれど、それら含めてうまく業務を遂行していく場が会社だよね」です。

これは愚痴になってしまうのですが、弊社の従業員、社員派遣パート含め、本当に人の好き嫌いを言う人が多過ぎる。ただ話のネタとしてあーだこーだ言ってるだけならまだ良いです。問題なのは、その人間関係を仕事に持ち込んで、業務に支障をきたすケースが少なくないと言うことです。

私も人間なので当然好き嫌いはありますし、「なんだこいつヤベェ日本語わかんないの…?」って思うくらいに違う世界を生きてるんだなーこの人…て思うこともあります。というか、自分が思ってるほど他人は自分と同じものを見ていないし、考えてもいないし、感じてもいないってことを心底思わされます。単刀直入に言うと、私が思う「普通」程度の理解や振る舞い、業務の遂行が出来ないレベルの人もそれなりに沢山居るってことです。身も蓋もないけど、世の中びっくりするほど仕事できない人って沢山居ます。

それに対して、「あの人はわかってない!バカすぎ!あの人と仕事したくない!!!」と切り捨てるのは簡単です。でもそれをやってしまうと自分の首を絞めることに他ならないのです。一緒に業務を進めることの出来る人間が一人減るというのは、それだけ自分に負荷がかかると言うこと。どうしたって仕事はチームでやるものです。だからこそ、チームの人間一人ひとりが上手く噛み合って仕事をしていける環境作りに時間を割くことは、私の責務だと思っているのです。

 

だから私は、まして正社員でそれなりの社会人歴があるのに、仕事の出来る出来ないで人の好き嫌いを判断して、更には業務に支障をきたすようなことをしている人を見ると心底呆れます。たしかに本当にどうしたって分かってくれない人は居るものです。だけど会社はあくまで仕事をする場所で、遊び場じゃない。そこは感情を切り捨てて、「どうすれば上手く業務が回るか、仕事を進められるか」の一点にフォーカスして行動を決めていくべきだと思うのです。

 

例を挙げます。

自分の後輩が、何度言っても求めるクオリティで書類を作成出来ないとします。これに対して「あいつは何度言っても出来ない!バカだ!もう自分でやる!」切り捨ててしまえば、後輩はいつまで経ってもスキルが向上しないし、自分の仕事は増えます。

しかしそこで一歩後輩へ踏み込んで、「なぜ出来ないのか?なぜつまづくのか?逆に後輩の能力に依存しない仕組みは作れないのか?」と考えることが出来れば、後輩のスキルアップor業務の仕組み化が出来て、自分の仕事も軽くなってWIN-WINの関係ってやつです。

 

また、私は基本的に「誰にでも必ず良いところと悪いところがある」をモットーに仕事しています。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、で、一旦悪感情をその人に抱くと全てが悪く見えがちです。だけどそんな時こそ、無理矢理にでも「でもあの人は、こんなことが出来る」「こういう性格が、こういう点にプラスになっている」と、良いところを見つけるようにしています。そうすれば、その点を生かして仕事へプラスの影響を与えるような環境も作れるし、何より自分の個人的な「嫌い」の感情を仕事に持ち込まなくて済むのです。

 

まとめると

・仕事に個人的な好き嫌いの感情は持ち込むな!

・管理者であるならば尚更チーム全員を生かせる環境作りに注力する!

・出来ないから切り捨てるのではなく、出来る環境を作る!

・どんなに嫌いで苦手な人でも、無理矢理良いところを探そう!

です。

 

まあね、もちろん、そりゃまー毒ガスの様に周りに悪影響を撒き散らすやばい人も居るんですよ。こういう人に限って大して仕事が出来ない。そういう人が居る場合、その人を雇用し続けるメリットとデメリットを天秤にかけて、デメリットの方が大きい場合、切るという選択も考えなければいけないと思います。正社員じゃ難しいかもだけど…そういう時は出来る限りチームのメンバーに細やかにフォローを入れる様にしています。ちゃんと考えてるよ、分かってるよ、っていう姿勢を示すだけでも違うと思うので。

 

弊社辞めたいって喚いてる割にはそれなりに真面目にやるべきことはやってるんです。そして目指すは自分が居なくても仕事が回っていく職場。そして私は華麗に退職したい。

 

以上です!