アラサー女が人生について考えるブログ

アラサー女アオイケの、これまでと今とこれから

レオパレス騒動に見る、自衛の必要性を考える

アオイケです。

 

レオパレス、燃えていますね。

こちらのニュースによると、現時点で調査が済んでいる物件のうち8割に何らかの不備があるとのことです。

とんでもないことですよね。確かに、レオパは昔から壁が薄くてチャイムが鳴ったと思ったら3軒隣だった等の伝説が沢山ありました。そしてそれが、ネタではなく本当に施工不良によるものだった!と炎上したのが昨年5月。

そして今度は本気で危ない耐火構造の不備。特に危険性の高い物件の入居者には、来月3月中の退去を求めているとのことです。散々ニュースでもやっていますが、レオパレスの入居者は学生等の単身者が多く、特にこの時期の急な引っ越しとなると非常に辛いものがあります。もし私が学生一人暮らしで、この騒動に巻き込まれていたら、「何で私がこんな目に…」と不安で仕方ないと思うのです。

そして更にはこんなニュースまで。

埼玉県の物件で暮らす会社員。何よりも腹立たしいのは、3月分の家賃を求められたことだという。また、通知文書には「転居に伴う引っ越し費用は弊社で負担させていただきます」とあるのに、兵庫県の物件に住む会社員の女性は、担当者の「全額は負担できないと思います」発言に言葉を失ったという。

「全額は負担できない…?」

どの口が言ってんだぼけ!ふざけるのもいい加減にしろよ?!?!!!と思わずブチ切れてこの担当者にエルボーかましてもおかしくない。

「日本人は勤勉で真面目!」とか言ったやつどこのどいつだよ。出てこい。

本当に、退去対象となってしまった方々が不憫でならないです。繰り返しますが、もし私が対象者で金銭負担してまで退去しなくてはいけないとなったら、怒りで腑が煮え繰り返ると思う。世の中どうなってだ。理不尽すぎるにもほどがあるーーーー

そう。

世の中は理不尽なことだらけ。正直者が報われるとは限らない。悪者に必ず罰が下るわけではない。

 

そんな世の中で、出来る限り被害を被らない為には、ある程度の「自衛」が必要だと思うのです。

 

例えば、今回のレオパレスのケース。恐らくレオパレスが「ヤバイ会社」だということは、ある程度の今までの騒動等から分かる人には分かるはずなのです。分かっている人は当然賃貸物件を選ぶ際にレオパレスを候補としない。しかし、レオパレスはその特性から学生入居者が多い為、学生にそこまでの判断を求めるのは酷かもしれない。だとしても、親が止めることも出来たはずです。

 

日本人は真面目で勤勉、だから日本企業も日本クオリティで確かに信頼の置ける仕事をしてくれる。これがメディアが謳いがちな日本の企業像です。確かに、プライドを持って確実な仕事をする企業も存在します。しかし、100パーセントがそうでしょうか?そんなことはあり得ません。だって、トップが平気で統計の不適切調査を行うような国ですからね。もう何も信用できない。

嘘です何も信用出来ないは言い過ぎました。

私は人生ラクに生きたい人間です。基本的にはあんまりいろんなことを疑いたくないし、気にし過ぎずふんわり生きていきたいです。だけど、締めるところは締めなければ、ノーテンキに人生の色んなことを流されるまま受け入れていては、気づけば搾取されまくって全然ラクじゃない!そんな状況に陥ってしまいます。悲しいけど。

 

統計取った訳ではないので私の感覚でしかないけど、日本人って性善説に基づいて色んなことを決めてるような気がします。私含め。だってその方がラクなんです。勧めてくれるものを流されるがままに受け入れる方がラクなんです。

色んな情報を手に入れて、比較検討して、自ら意思決定するのは本当に疲れるし大変です。だけど、そうしないと、知らないうちに大損します。私も、今までの人生知識不足のせいでどれだけ損してきたかわかったもんじゃないです。

 

完璧に全て先回りして知識つけて…なんてのは無理だし、そもそも完璧なんて存在しないのでそれを目指すのは単に苦しいだけです。そうじゃなくて、そういう風に努力する姿勢とか気持ちが自衛に繋がり、今回はレオパレス騒動を例に挙げましたが、弱者として理不尽な目に遭い不利益を被ることも無くなっていくのではないかなと思うのです。

 

余談ですが私はいま所謂「プレ花嫁」というやつで、まさに結婚式準備真っ最中です。チャペルが素敵だからここ!!!と式場を決めたのですが、ドレスの持ち込みが一切不可で、提携内では気に入るものが無く非常に後悔してもしきれない苦しい心境です。もっと事前に卒花嫁()達のレポやアドバイス等で学んだ上で式場決定していればこんなことには…とひたすら後悔しています。自衛失敗の良い例ですね。

こんな僻地ブログをこれから式場を決めるプレ花嫁様がご覧になっているとは思いませんが、もしいらっしゃったら、私の例を是非反面教師にして頂きたく思います。

 

以上。